2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Google提訴

病院の医師達がGoogleに書き込みされている口コミが、病院の利益を侵害しているとして提訴していますね。 一患者としては、それほど口コミを一方的に信じて病院を選びません。 病院側の被害妄想とすら思えるんですが、そうでもないのでしょうか? これからの…

標準治療

先日、抗がん剤治療3回目が終了しました。 前回、下がっていた血液の状態は、ほぼ正常値でした. 癌治療の区分けとして、無治療、標準治療、先進医療、自由診療と4つあるようです。 しかしながら、この区分けとは、経済的及び、科学的な観点から国が決めたも…

結婚しないで子どもも居ない私には墓は無用だと思う。 最近の墓地の中には、誰もお墓参りに来ない為に、雑草が生えて荒れ放題になっている墓も多い。 私が無理をして生前に墓を作ったところで同じことだろう。荒れ果てて忘れ去られるだけだ。 このブログにし…

告知というスイッチ

膵臓癌と告知されたとき、残りの余命一年どうすればいいのかと考えた。 しかしながら、時間が経つにつれ、 どうしようもない なるようにしかならない という想いに心が満たされてしまった。 先日、音楽家の坂本龍一氏の癌に侵された晩年をテレビで見た。私の…

生への恐怖

僕にとって生きることは恐怖である。 もちろん、時々は生きていることに楽しさを感じることもある。 死への恐怖というものは、結局のところ、楽しさと苦しみの割合で決まるのだろう。 生活の多くが、楽しみで彩られている人は死ぬことに対して恐怖を感じるけ…

膵臓癌 告知の思い出

今週は抗がん剤の予定がなくなったので、癌の告知された時のことを思い出して悲しみに暮れていました。 それは、とある市立病院だったのですが、何日間かかけて、造影CT、MRI、EUSと進み、 癌ですよ、癌が見つかりましたよ、と大きな声で伝えられました。な…

盲目的な生存意思

膵臓癌の痛み対策として、オキシコンチンの錠剤を使用していたが、副作用の便秘が酷いので、フェンタニルパッチという貼り薬に変更して頂いた。 実際に使用してみて便秘の解消に効果があった。しかも、鎮痛効果も錠剤より効果があるようで私の体質には貼り薬…

骨髄抑制

先日、2回目の抗がん剤治療でした。白血球の数が、予想以上に減っていました。 その日の抗がん剤はなんとか出来たのですが、治療スケジュールを3週1休みから、2週1休みにするとのことです。 その後、栄養士との面談があり、食生活についてのアドバイスをいた…

メタファーとしての膵臓癌

自分がどうして膵臓癌になってしまったかを考えてみると、世間での自分の振る舞い、 立ち位置に思い至る。 自分は学生時代を含め、社会で働くようになってからも、自分の居場所をうまく作れず、いつも隅っこのほうで鬱屈の塊のような存在であった。 端的に言…